ウイスキーおすすめ人気はこれ!保存版【2025年最新版】

世界中で愛されるお酒、ウイスキー。味わい方や産地も相まって非常に多彩なラインアップが揃うアルコールジャンルです。
一口にウイスキーといってもその種類は非常に多く、いざウイスキーを選ぶとなった場合に迷われる方も多いことでしょう。
今回はそんなウイスキーのおすすめおよび人気銘柄を総ざらい!弊社の運営するハードリカー オンラインショップ※1の実データを参考にした実際に売れている人気ランキングを発表致します!
これからウイスキーにチャレンジしようという方、2本目のお気に入りをお探しの方、大切なあの人へウイスキーの贈り物をお考えの方、ぜひご参考ください。
※1 ハードリカー 楽天市場1号店の2024年の年間データを参考
目次
ウイスキーとは?世界で愛される奥深い蒸留酒の魅力

具体的なウイスキーの銘柄紹介に入る前に、今一度ウイスキーそのものについておさらいしてみましょう。
ウイスキーとは、大麦やライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料に発酵・蒸留し、木樽で熟成させたアルコール飲料です。
熟成過程で樽の成分が溶け出し、香りや味わいに深みが生まれます。スコットランドやアイルランドをはじめ、日本やアメリカ、カナダなど世界各国で生産され、それぞれ異なる製法と風味を持つのが特徴です。
ウイスキーには、主に「スコッチ」「バーボン」「アイリッシュ」「ジャパニーズ」「カナディアン」の5大ウイスキーがあり、それぞれ異なる原料や蒸留方法、熟成環境によって独自の味わいが生まれます。
例えば、スコッチウイスキーはピート(泥炭)を使用することでスモーキーな香りを持ち、バーボンは新樽熟成による甘くまろやかな風味が特徴です。
ウイスキーの楽しみ方も多様で、ストレートやロック、ハイボール、水割りなど、自分の好みに合わせた飲み方が可能です。
初心者には、香りや味わいを引き立てるハイボールや水割りが飲みやすいでしょう。
ウイスキーは、時間をかけてじっくりと味わうことで、その複雑な風味と奥深さを堪能できます。
世界中で愛されるこの蒸留酒の魅力を、ぜひ体験してみてください。
世界五大ウイスキーとは?特徴と違いを簡単に解説

まずはウイスキーを語るうえで外せない世界5大ウイスキーについてみていきましょう。
世界五大ウイスキーとは、「スコッチ」「アイリッシュ」「バーボン(アメリカン)」「カナディアン」「ジャパニーズ」の5つを指します。
それぞれの特徴は以下の通り。
スコッチウイスキー(スコットランド産)は、ピートを使ったスモーキーな香りが特徴。
アイリッシュウイスキー(アイルランド産)は、3回蒸留により滑らかで軽やかな味わい。
バーボンウイスキー(アメリカ産)は、新樽熟成による甘みとバニラの風味が魅力。
カナディアンウイスキーは、軽やかで飲みやすくブレンド技術が優れています。
ジャパニーズウイスキーは、繊細でバランスの取れた味わいが特徴です。
ジャパニーズウイスキーおすすめの銘柄・繊細な味わいと匠の技が生み出す逸品

ジャパニーズウイスキーは、スコッチウイスキーの製法を基に、日本独自の技術と気候を活かして造られるウイスキーです。
繊細でバランスの取れた味わいが特徴で、世界的にも高く評価されています。
日本の水は軟水が多く、ウイスキーの仕上がりがまろやかになるのも大きな魅力です。
熟成環境の変化が激しい日本の四季が、ウイスキーに独特の深みと複雑な風味を与えます。
代表的なジャパニーズウイスキーには、サントリーの「山崎」や「白州」、ニッカの「余市」や「宮城峡」があります。

サントリー シングルモルト 山崎 43度 700ml [サントリー]
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サントリー シングルモルト 白州 43度 700ml [サントリー]
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「山崎」は果実のような甘みとシェリー樽由来の奥深さが特徴で、「白州」は爽やかな香りと軽快な飲み口が魅力です。
「余市」はスモーキーで力強く、「宮城峡」はやわらかく甘みのある味わいが楽しめます。

ニッカ 宮城峡 45度 700ml [ニッカウイスキー]
さらに、近年は「イチローズモルト」や「秩父」など、新興のクラフトウイスキーも注目されています。
ジャパニーズウイスキーは、ストレートやロックだけでなく、ハイボールや水割りでも楽しめるのが魅力。
料理との相性も良く、寿司や天ぷらなどの和食ともよく合います。
世界的なウイスキーブームの中、日本のウイスキーはその品質の高さから年々人気を増しており、国際的な品評会でも数々の賞を受賞しています。
繊細な香りと味わいを持つジャパニーズウイスキーを、ぜひ味わってみてください。
ジャパニーズウイスキー 一覧
スコッチウイスキーのおすすめの銘柄 伝統と個性が光る世界最高峰のウイスキー

スコッチウイスキーは、スコットランドで生産されるウイスキーで、厳格な法律のもとで製造されるのが特徴です。
最低3年以上の樽熟成が義務付けられ、伝統的な製法が守られています。
スコッチは地域ごとに個性が異なり、特にアイラ、ハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウンの5つの主要産地が有名です。
中でもアイラウイスキーはピート(泥炭)を使用したスモーキーな香りが特徴で、「ラフロイグ」や「アードベッグ」が代表的です。

ラフロイグ セレクトカスク 700ml 40度 700ml [イギリス ウイスキー サントリー]
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アードベッグ 10年 46度 700ml 正規品 [MHD]
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一方、スペイサイドウイスキーは、華やかでフルーティーな風味が特徴で、「マッカラン」や「グレンフィディック」が有名です。

ザ マッカラン ダブルカスク 12年 40度 700ml 箱付 正規品
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グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ 40度 700ml [箱付] 正規品 [サントリー]
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特に「マッカラン」はシェリー樽熟成によるリッチな甘みとコクが魅力で、多くのウイスキー愛好家に支持されています。
ハイランドウイスキーは、地域によって多様な個性を持ち、「グレンモーレンジィ」や「オーバン」などが挙げられます。
![グレンモーレンジィ ラサンタ 12年 シェリーカスク 43度 [箱付] 700ml](https://tatuyoshi.co.jp/Contents/ProductImages/0/10000958x01_LL.jpg)
グレンモーレンジィ ラサンタ 12年 シェリーカスク 43度 [箱付] 700ml 正規品 [MHD GLENMORANGIE スコットランド ウイスキー シングルモルト]

オーバン 14年 43度 700ml 正規品 [MHD]
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スコッチウイスキーは、シングルモルトとブレンデッドの2種類に大別されます。
シングルモルトは1つの蒸留所で造られるウイスキーで、「ラガヴーリン」や「ボウモア」のように、個性的な味わいが楽しめます。

ラガヴーリン 16年 43度 700ml [イギリス ウイスキー MHD]
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![ボウモア12年 40度 正規品 [瓶] 700ml](https://tatuyoshi.co.jp/Contents/ProductImages/0/3667x01_LL.jpg)
ボウモア12年 40度 正規品 [瓶] 700ml [ウイスキー 40度 イギリス サントリー]
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ブレンデッドウイスキーは複数の原酒をブレンドしたもので、「ジョニーウォーカー」や「バランタイン」などが有名です。
スコッチウイスキーは、ストレートやロックはもちろん、ハイボールやカクテルでも楽しめます。
歴史と伝統が息づくスコッチの奥深い世界を堪能してみてください。
スコッチウイスキー 一覧
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スコッチウイスキーのおすすめ人気銘柄は?【2025年最新版】
アイリッシュウイスキーのおすすめの銘柄 滑らかで飲みやすい伝統のウイスキー

アイリッシュウイスキーは、アイルランドで造られるウイスキーで、一般的に3回蒸留を行うため、スムーズで軽やかな口当たりが特徴です。
最低3年間の樽熟成が義務付けられており、スコッチウイスキーに比べてスモーキーさが控えめで、初心者にも飲みやすいとされています。
伝統的な製法として、「ポットスチルウイスキー」というアイルランド特有の製法があり、大麦麦芽と未発芽の大麦を使用することで、クリーミーで複雑な味わいが生まれます。
代表的なアイリッシュウイスキーには、「ジェムソン(Jameson)」や「ブッシュミルズ(Bushmills)」があります。
「ジェムソン」は、クセが少なく、ほのかなバニラの甘みとスパイシーさが調和したバランスの良いウイスキーで、ハイボールやカクテルにも適しています。
一方、「ブッシュミルズ」は、400年以上の歴史を持つ蒸留所で造られ、フルーティーで滑らかな口当たりが特徴です。
さらに、「レッドブレスト(Redbreast)」は、ポットスチルウイスキーの代表格で、濃厚なコクとスパイシーな味わいが楽しめます。
アイリッシュウイスキーは、ストレートやロックだけでなく、コーヒーと合わせた「アイリッシュコーヒー」などのアレンジも人気です。
また、炭酸水やジンジャーエールで割ることで、軽やかで飲みやすい味わいを楽しめます。
アイリッシュウイスキーの持つスムーズな飲み心地と優雅な香りを、ぜひ堪能してみてください。
アイリッシュウイスキー 一覧
アメリカンウイスキー おすすめの銘柄 バーボンを中心とした多彩なスタイル

アメリカンウイスキーは、アメリカで生産されるウイスキーの総称で、中でも「バーボンウイスキー」が最も有名です。
主にトウモロコシを51%以上使用し、内側を焦がしたオーク樽で熟成させることで、甘みのあるリッチな風味とバニラやキャラメルのような香りが生まれます。
熟成期間は2年以上が基本ですが、長期間熟成されるとより複雑で深みのある味わいになります。
アメリカンウイスキーには他にも、「ライウイスキー」「テネシーウイスキー」「コーンウイスキー」など、多様な種類が存在します。
代表的なバーボンウイスキーには、「ジムビーム」や「メーカーズマーク」があります。
「ジムビーム」は、手頃な価格ながらもバニラやキャラメルの甘さとスムーズな口当たりで、多くのファンに愛されています。
「メーカーズマーク」は、ライ麦の代わりに赤冬小麦を使用することで、柔らかくまろやかな味わいが特徴です。
また、テネシー州で造られる「ジャックダニエル」は、チャコール・メローイングという独自のろ過工程を経ており、スムーズで甘みのある味わいが楽しめます。
アメリカンウイスキーは、ストレートやロックで飲むのはもちろん、ハイボールやカクテルでも楽しめるのが魅力です。
特に、「オールドファッションド」や「マンハッタン」などのクラシックカクテルに最適で、ウイスキーの風味を活かしつつ飲みやすく仕上げられます。
甘みとコクのある味わいが特徴のアメリカンウイスキーは、初心者から上級者まで幅広く楽しめるウイスキーとして人気があります。
アメリカンウイスキー 一覧
テネシーウイスキー 一覧
カナディアンウイスキー おすすめの銘柄 スムーズで飲みやすいウイスキーの魅力

カナディアンウイスキーは、カナダで生産されるウイスキーの総称で、軽やかでスムーズな飲み口が特徴です。
一般的に、ライ麦を主体とした「ライウイスキー(Rye Whisky)」が多く、穏やかでバランスの取れた味わいを持っています。
アメリカのライウイスキーと異なり、カナディアンウイスキーは必ずしもライ麦100%で造られるわけではなく、トウモロコシや大麦、ライ麦をブレンドして造られることが一般的です。
また、カナディアンウイスキーは、連続式蒸留機を使用することで、スムーズでクリアな仕上がりになっています。
代表的なカナディアンウイスキーには、「クラウンローヤル」や「カナディアンクラブ」があります。
「クラウンローヤル」は、カナダ王室にも献上された高級ウイスキーで、バニラやキャラメルの甘い香りと滑らかな口当たりが特徴です。
「カナディアンクラブ」は、日本でも人気が高く、クセが少なくライトな飲み心地で、ハイボールやカクテルにも適しています。
さらに、「アルバータ・プレミアム」は、100%ライ麦を使用したスパイシーな味わいが魅力で、カナディアンウイスキーの中でも個性的な一本です。
カナディアンウイスキーは、その飲みやすさから初心者にもおすすめで、ストレートやロックのほか、ハイボールやカクテルでも楽しめます。
特に「カナディアンクラブ・ハイボール」や「マンハッタン(ウイスキー+スイートベルモット+ビターズ)」は、カナディアンウイスキーの甘みとスパイシーさを活かした人気の飲み方です。
クセが少なくバランスの良い味わいのカナディアンウイスキーは、カジュアルに楽しめるウイスキーとして世界中で親しまれています。
カナディアンウイスキー 一覧
ウイスキーの分類:原料による違いと特徴

ウイスキーは原料によって大きく分類され、それぞれ異なる風味や製法を持っています。
主な分類には「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」「ライウイスキー」「バーボンウイスキー」「コーンウイスキー」などがあります。
モルトウイスキーは、大麦麦芽(モルト)100%を使用し、単式蒸留器(ポットスチル)で蒸留されるウイスキーです。
スコットランドの「シングルモルトウイスキー」が代表的で、ピート(泥炭)の燻香が特徴的なものもあります。
例えば、「マッカラン」や「グレンフィディック」はモルトウイスキーの代表格です。
グレーンウイスキーは、大麦以外にトウモロコシや小麦などを主原料とし、連続式蒸留機で蒸留されます。
一般的にクセが少なくスムーズな味わいで、ブレンデッドウイスキーの原酒として使用されることが多いです。
スコットランドや日本のウイスキーにはグレーンウイスキーが欠かせません。
ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもので、スムーズで飲みやすいのが特徴です。
スコッチでは「ジョニーウォーカー」や「バランタイン」、日本では「響」や「ブラックニッカ」などが人気です。
ライウイスキーは、ライ麦を51%以上使用し、スパイシーでドライな風味が特徴。
アメリカ産とカナダ産のライウイスキーがあり、なかでも「アルバータ・プレミアム」や「ジムビーム・ライ」などが代表的です。
バーボンウイスキーは、トウモロコシを51%以上使用し、内側を焦がしたオーク樽で熟成されるため、甘みとバニラのような香りが特徴。
「ジムビーム」や「メーカーズマーク」などが代表的です。
コーンウイスキーは、トウモロコシ80%以上を使用し、樽熟成をほとんど行わないため、軽やかで甘い味わいが特徴です。
代表的な銘柄には「メローコーン」があります。
ウイスキーは原料によって味わいや香りが大きく異なるため、自分の好みに合ったスタイルを見つける楽しみがあります。
モルトウイスキーとは?シングルモルトとブレンデッドモルトの魅力

モルトウイスキーは、大麦麦芽(モルト)のみを使用し、単式蒸留器(ポットスチル)で蒸留されるウイスキーのことを指します。
一般的に香りや味わいが豊かで個性的なものが多く、スコットランドや日本を中心に高品質なモルトウイスキーが生産されています。
モルトウイスキーはさらに、「シングルモルトウイスキー」と「ブレンデッドモルトウイスキー」に分類されます。
シングルモルトウイスキーは、単一の蒸留所で造られたモルトウイスキーのみを瓶詰めしたものです。スコッチウイスキーでは「マッカラン」「グレンフィディック」「ラフロイグ」などが代表的で、それぞれの蒸留所ごとに異なる風味が楽しめます。
「マッカラン」はシェリー樽熟成によるリッチな甘みが特徴で、「グレンフィディック」はフルーティーで華やかな味わい、「ラフロイグ」はアイラモルト特有のスモーキーな香りが際立ちます。
日本では「山崎」「白州」「余市」などが有名で、繊細でバランスの取れた風味が魅力です。
ブレンデッドモルトウイスキー(ヴァッテッドモルトとも呼ばれる)は、複数の蒸留所のモルトウイスキーをブレンドして造られたものです。
シングルモルトに比べてバランスが取れた味わいが特徴で、「ジョニーウォーカー グリーンラベル」や「モンキーショルダー」などが代表例です。
個々の蒸留所の個性を活かしながら、調和のとれた味わいを楽しめるのが魅力です。
モルトウイスキーは、ストレートやロックでじっくり味わうのがおすすめですが、水を数滴加えることで香りが開き、より奥深い風味を楽しむことができます。
ウイスキーの個性を存分に堪能できるモルトウイスキーは、初心者から上級者まで幅広く愛されています。
グレーンウイスキーとは?軽やかでスムーズなウイスキーの魅力

グレーンウイスキーは、大麦麦芽に加えてトウモロコシや小麦、ライ麦などの穀物を原料とし、連続式蒸留機(カフェスチルやコフィースチル)を用いて大量生産されるウイスキーです。
クセが少なくスムーズな味わいが特徴で、単体で飲まれることもありますが、主にブレンデッドウイスキーのベースとして使用されます。
スコットランド、日本、アメリカ、カナダなど、世界各国で生産されており、特にスコッチブレンデッドウイスキーの品質を支える重要な存在となっています。
代表的なグレーンウイスキーには、スコットランドの「キャメロンブリッジ」や「ガーヴァン」、日本の「知多」、アメリカの「ヘブンヒル グレーンウイスキー」などがあります。
「キャメロンブリッジ」は、スコッチ最大のグレーンウイスキー蒸留所で造られ、ジョニーウォーカーなどのブレンデッドスコッチの原酒としても使用されます。「知多」は、サントリーが手掛ける日本産グレーンウイスキーで、軽やかで甘みのある飲みやすさが特徴です。
グレーンウイスキーは、ブレンデッドウイスキーのベースとして活躍するだけでなく、単体でも楽しめます。ストレートやロックで飲むと、穏やかでクリーミーな甘みが感じられ、初心者にも飲みやすいウイスキーです。
また、ハイボールにするとスムーズな口当たりとほのかな甘みが引き立ち、食事との相性も抜群です。
クセが少ないため、カクテルのベースにも適しており、幅広い楽しみ方ができるのがグレーンウイスキーの魅力です。
ブレンデッドウイスキーとは?モルトとグレーンの調和が生み出す奥深い味わい

ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして造られるウイスキーのことを指します。
モルトウイスキーの個性的な香りや風味と、グレーンウイスキーの滑らかさを組み合わせることで、飲みやすくバランスの取れた味わいが生まれます。
ブレンダーが異なる原酒を巧みに組み合わせることで、ブランドごとに独自の風味を持つウイスキーが誕生します。
世界で流通するウイスキーの大半はブレンデッドウイスキーであり、幅広い層に愛されています。
代表的なブレンデッドウイスキーには、スコットランドの「ジョニーウォーカー」「バランタイン」「シーバスリーガル」などがあります。
「ジョニーウォーカー」は、ラベルの色によってグレードが分かれ、特に「ブラックラベル」はスモーキーで奥深い味わいが特徴です。
「バランタイン」は、スムーズでエレガントな風味があり、初心者から愛好家まで幅広く支持されています。
また、日本の「響」は、山崎や白州のモルトと知多のグレーンウイスキーをブレンドし、複雑で洗練された味わいを実現しています。
ブレンデッドウイスキーの楽しみ方は多様で、ストレートやロックでじっくり味わうのはもちろん、ハイボールやカクテルにも適しています。
特に「ジョニーウォーカー ブラックラベル」や「シーバスリーガル 12年」は、ハイボールにすると香りが際立ち、飲みやすさが増します。
ブレンデッドウイスキーは、ウイスキー初心者にも親しみやすく、価格帯も幅広いため、気軽に楽しめるのが魅力です。
モルトとグレーンの絶妙な調和が生み出す奥深い味わいをぜひ堪能してみてください。
ライウイスキーとは?スパイシーでドライな味わいが魅力のウイスキー

ライウイスキーは、ライ麦を主原料(アメリカでは51%以上、カナダでは割合の規定なし)として造られるウイスキーで、スパイシーでドライな味わいが特徴です。
特にアメリカ産のライウイスキーは、バーボンウイスキーと並ぶ伝統的なウイスキーの一つで、18世紀から製造されています。
かつてはアメリカ東部のペンシルベニア州やメリーランド州で主に生産されていましたが、現在ではケンタッキー州などでも広く造られています。
カナディアンウイスキーも歴史的に「ライウイスキー」と呼ばれることがありますが、実際にはトウモロコシや小麦を含むブレンドが主流です。
代表的なライウイスキーには、アメリカの「ジムビーム・ライ」「オールド・オーバーホルト」「サゼラック・ライ」などがあります。
「ジムビーム・ライ」は、バーボンのスムースさを残しつつ、スパイシーでキレのある味わいが楽しめます。
「オールド・オーバーホルト」は、1800年代から続く伝統的なブランドで、クラシックなライウイスキーの力強い風味が特徴です。
「サゼラック・ライ」は、カクテル「サゼラック」のベースとして知られ、シナモンやクローブのようなスパイス感が際立ちます。
ライウイスキーは、そのスパイシーな風味を活かし、ストレートやロックで味わうのはもちろん、カクテルにも適しています。
特に「マンハッタン(ライウイスキー+スイートベルモット+ビターズ)」は、ライウイスキーの特徴を最大限に活かした代表的なカクテルです。
また、ハイボールにすると爽快なキレが際立ち、食事にもよく合います。ライウイスキーの個性的な味わいを、ぜひ試してみてください。
コーンウイスキーとは?甘みと軽やかさが特徴のアメリカンウイスキー

コーンウイスキーは、アメリカ独自のウイスキーで、トウモロコシを80%以上使用して造られるのが特徴です。
一般的なバーボンウイスキーはトウモロコシを51%以上含みますが、コーンウイスキーはさらに高い割合のトウモロコシを使うことで、より甘みのある軽やかな風味に仕上がります。
バーボンとは異なり、熟成の義務がないため、無色透明のまま販売されることもあり、伝統的な「ムーンシャイン(密造酒)」に近いスタイルのウイスキーとしても知られています。
代表的なコーンウイスキーには、「メローコーン」や「オールド・トラディション コーンウイスキー」などがあります。
「メローコーン」は、ケンタッキー州のヘブンヒル蒸留所が製造しており、軽やかでスムーズな口当たりと、ハチミツのような甘みが特徴です。
「オールド・トラディション コーンウイスキー」は、クラシックなアメリカンスタイルで、ストレートでも飲みやすく、トウモロコシ由来の優しい甘さが際立ちます。
これらのウイスキーは、バーボンよりもクセが少なく、軽快な飲み口が魅力です。
コーンウイスキーの楽しみ方としては、ストレートやロックでそのシンプルな甘みを味わうのがおすすめです。
また、カクテルベースとしても優れており、ハイボールや「ウイスキーサワー(ウイスキー+レモンジュース+砂糖)」などのフルーティーなカクテルにもよく合います。
バーボンよりもスムーズで飲みやすいため、ウイスキー初心者にも最適なスタイルの一つです。
独特の甘みと軽やかな味わいを持つコーンウイスキーを、ぜひ一度試してみてください。
人気おすすめウイスキーランキングTOP 15
それではここからはいよいよ人気のおすすめウイスキーランキングを発表致します。
人気のウイスキーの購入をお考えの方はぜひご参考ください。
✨15位 アバフェルディ 12年

第15位にランクインしたのは飛ぶ鳥を落とす勢いで爆発的に売れたアバフェルディ。
シングルモルトのアバフェルディはヘザーハニーというハチミツの風味が特徴です。
ほかにも16年や21年が存在しますが、入手しやすく人気が高いのはこちらの12年。
70時間もの発酵時間を費やすことで、その独特な甘みを引き出しています。
ブレンデッドスコッチのなかでも有名なあのデュワーズのキーモルトとしても使用されています。
✨14位 ラガヴーリン 16年

第14位にランクインしたのはスモーキーなテイストが特徴のラガヴーリン。
アイラウイスキーらしい独特な香りを愉しめます。
スコッチウイスキーのシングルモルトで、その甘みはキャラメルやチョコレートのような濃厚さがあります。
特にスモーキーな味わいを好む方に支持されており、「アイラ島の偉大なる巨人」と称されることもしばしば。
✨13位 ボウモア 12年

第13位にランクインしたのは「アイラの女王」ことボウモア。
アイラ島のなかでも、最古の歴史を誇るボウモア蒸留所の代表格です。
ボウモア12年もやはりシングルモルト。
蒸留所の立地から海にダイレクトに面しているため、潮の香りを含んだ個性的かつすっきりとした風味となっています。
ドライでありながらもフルーティーな味わいを愉しむことができます。
✨12位 マツイ ウイスキー 鳥取 バーボンバレル(金ラベル)

第12位にランクインしたのは鳥取県の松井酒造が製造するブレンデッドウイスキー。
バーボン樽熟成ならではのバニラや果実を連想させる華やかで甘い味わいに加えて、スパイシーかつ爽快さをも併せ持つウイスキーです。
秀峰大山の深層天然水でまろやかに仕上げられています。
✨11位 ザ バルヴェニー 12年 ダブルウッド

第11位はバルヴェニー12年 ダブルウッド。
モルトマイスターのディビッド・C・スチュワート氏によって生み出されたシングルモルトウイスキーです。
蜂蜜の風味、そして芳醇な滑らかな口当たりが魅力のウイスキーです。
2つのウッド(樽)で貯蔵することで、シェリー樽とバーボン樽の2種の特徴を取り込んだ深みのある個性的な味わいを実現しています。
✨10位 ウッドフォードリザーブ

第10位にランクインしたのはバーボンウイスキーのウッドフォードリザーブ。
エレガンスとクリーミーさを感じる香りは、強いバニラ香を感じさせ、さらには熟したフルーティーさも併せ持ちます。
滑らかで長い余韻を愉しむことができます。
昔ながらの伝統的な製法を今も守り続けている歴史ある高級バーボンといえるでしょう。
✨9位 サントリー ワールドウイスキー 碧(あお) Ao

第9位はサントリー ワールドウイスキー 碧(あお) Ao。
2019年に発売されたブレンデッドウイスキーで、世界5大ウイスキーの原酒をブレンドしたプレミアムなウイスキーです。
五角形の特徴的なボトル形状を成しており、華やかな香り、バニラやパイナップルを感じさせるフルーティーさがあります。
✨8位 フォアローゼズ

第8位にランクインしたのはフォアローゼズ。
アメリカのケンタッキー州で誕生したバーボンウイスキーであり、薔薇のウイスキーとして世界中で親しまれています。
フルーティーで滑らかな味わいが特徴です。
また、原料のトウモロコシと樽由来の香りも愉しめるとされています。
✨7位 シーバスリーガル ミズナラ12年

第7位にランクインしたのは日本のために生み出された特別なスコッチウイスキー、シーバスリーガル ミズナラ12年。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、その一部を日本原産の希少なミズナラ樽でフィニッシュして仕上げた特別なウイスキーです。
繊細な味わいで、滑らかで甘いテイストを愉しめます。
✨6位 ニッカ フロンティア

第6位は発売されて間もないニッカ フロンティア。
世界が賞賛する余市蒸留所のヘビーピートモルトをキーモルトに使用し、重厚かつスモーキーな風味を生み出します。
一般的なブレンデッドウイスキーはグレーン比率が高いなか、ニッカ フロンティアはモルト比率を51%まで高め、モルトならではの個性を愉しむことが出来ます。
✨5位 宝 キングウイスキー 凛 セレクト

第5位にランクインしたのは宝のキングウイスキー 凛 セレクト。
まろやかな味わいとのどごし、すっきりとした後味は飲みやすいと評判です。選び抜いた原酒を使用していることになぞらえ、名称は「セレクト」とされています。
初心者にもおすすめのウイスキーです。
✨4位 カナディアンクラブ クラシック 12年

第4位はカナディアンクラブ クラシック 12年。
ライ麦由来のマイルドな口当たりとなめらかな味わい、そしてコクのあるフルボディータイプのウイスキーです。
複雑で個性的な味わいを愉しむことができます。
✨3位 ブラントン

第3位にランクインしたのはブラントン。アメリカのケンタッキー州で誕生したバーボンウイスキーです。
「唯一無二のバーボン」として称されるプレミアムなバーボンウイスキー。ブラントンは1つの樽毎に瓶詰するシングルバレルバーボンを貫き、徹底したこだわりを見せます。
✨2位 ジムビーム

第2位にランクインしたのは同じくバーボンウイスキーのジムビーム。アメリカのケンタッキー州で生まれた銘柄です。
ほのかな甘み・マイルドさを感じられる味わいで、バランスがよく、様々な飲み方を愉しめるとされています。
✨1位 バランタイン 17年

見事1位に輝いたのは、バランタイン 17年。スコッチを代表するブレンデッドウイスキーであるバランタイン 17年。
スコットランドの各地方から40種類以上の原酒を選りすぐり、ブレンドした複雑で厚みのある味わいを生み出しています。
まとめ
いかがでしたか?今回は人気おすすめのウイスキーの銘柄についてまとめてみました。
今後のウイスキーご購入の際に少しでも参考になれば嬉しいです。
奥深いウイスキーの魅力をとことん愉しみましょう。
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