バーボンウイスキーのおすすめ人気銘柄は?【2025年最新版】


甘く芳醇な香りと、まろやかで奥深い味わい。

バーボンウイスキーは、その親しみやすさと個性の強さで世界中のウイスキーファンを魅了し続けています。

初心者でも飲みやすく、ウイスキーの第一歩としても選ばれることも多いバーボンですが、実はブランドごとに味わいや香りの傾向は大きく異なります。

今回は定番から通好みの一本まで、厳選したバーボンをご紹介。

選び方のポイントや美味しい飲み方も丁寧に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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バーボンウイスキーとは?
 


バーボンウイスキーは、アメリカ合衆国で造られるウイスキーの一種で、法律により厳格に定義されています(ケンタッキー州のバーボン群でつくられたことが名称に由来)。

主な原料はトウモロコシで、全体の51%以上が使われていることが必須条件。

さらに、内側を焦がした新しいオーク樽で熟成させることで、バニラやキャラメル、スパイスのような香りと、濃厚な甘みが生まれます。

熟成期間は最低2年ですが、4年以上の熟成を経たバーボンはよりまろやかで奥行きのある味わいになります。

具体的には連邦アルコール法で下記のように定められています。

原料となるトウモロコシが51%以上。新しいホワイトオークの内側を焦がした樽で最低2年貯蔵されている。 
160プルーフ(80度)以下で蒸留する。これに「水は金属性物質など不純物を一切含まないこと」「ケンタッキー州でつくられたもの」などがアメリカでは一般的に付け加えられる。
 

バーボンの故郷といえば、ケンタッキー州。とくに「バーボン郡(Bourbon County)」の名を冠するように、この地で育まれた伝統的な製法が現在も引き継がれています。
ただし、バーボンはアメリカ国内であればどこでも造ることが可能です。

バーボンウイスキーはその飲みやすさから初心者に人気がありながらも、通好みの力強い一本も豊富に揃っているのが魅力のひとつ。
ウイスキーの世界への入り口としても、深堀りする楽しさのあるジャンルです。


バーボンウイスキーの選び方

 


バーボンウイスキーを選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえることで、自分好みの一本に出会いやすくなります。

まず重要なのが熟成年数。味わいに大きく影響する要素です。

2〜4年熟成の若いバーボンはフレッシュでシャープな印象、8年〜12年以上の熟成を経たものは、まろやかでコク深い味わいが楽しめます。
長期熟成になるほど価格は上がりますが、リッチな香味が魅力です。  


次に注目したいのがアルコール度数。

スタンダードなバーボンは40〜45%前後ですが、樽出しのまま瓶詰めした「バレルプルーフ」タイプは50%以上の高アルコール。
飲みごたえがあり、加水によって味の変化も楽しめます。  


もう少し分かり易い指標で考えると、甘くてまろやかなタイプ(例:メーカーズマーク)もあれば、スパイシーで骨太な味(例:ワイルドターキー)もあります。

ラベルや蒸留所の情報から味わいの系統をチェックしましょう。  
 

最後に、初心者なら定番の大手ブランドを、中・上級者なら少量生産のクラフト系や長期熟成ものを選ぶのがおすすめです。

飲み比べて自分の「推しバーボン」を見つけてみてください。


【初心者にもおすすめ】
人気バーボンウイスキー5選

 

ここからはいよいよ実際の銘柄を紹介していきます。

まずはバーボンウイスキービギナーでも気軽に愉しめる人気の銘柄を5つご紹介致します。

ジムビーム

ジムビーム 40度 1L 1000ml [アメリカ バーボンウイスキー JIM BEAM]


バーボン初心者に最も親しまれている定番の一本。甘みのある香りと軽やかな飲み口が特徴で、クセが少なくスムーズに楽しめます。

バニラやキャラメルのニュアンスに加え、ほのかなスパイス感もあり、ハイボールにすると爽快感が際立ちます。

価格も手頃で、コンビニでも買える手軽さも魅力。

まずはこの一本から始めれば、バーボンの世界にすんなりと入り込めるはずです。

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メーカーズマーク

メーカーズマーク 正規品 45度 [瓶] 700ml [ウイスキー 45度 アメリカ サントリー]

 


赤い封蝋でおなじみのメーカーズマークは、ライ麦ではなく冬小麦を使用しているため、柔らかくまろやかな味わいが特徴です。

バーボン特有のバニラやキャラメルの甘さに、穏やかなウッディさが加わり、非常にバランスの取れた風味。

ストレートでも飲みやすく、ロックやカクテルにも最適です。

ボトルのデザインもおしゃれなので、ギフトにもおすすめ。

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I.W.ハーパー ゴールドメダル

I.W.ハーパーゴールドメダル 40度 700ml[DJ アメリカ ウイスキー ]


ラベルのクラシックな雰囲気が印象的なI.W.ハーパーは、バーボンらしい甘さとスムースな口当たりで、飲みやすさに定評があります。

ほんのりとしたバニラやハチミツの香りが広がり、アルコールの刺激が控えめなので、ストレートでも優しく飲める味わい。

バーボン初心者はもちろん、長く付き合える一本としてもおすすめです。


エヴァンウィリアムス ブラックラベル

エヴァン ウィリアムス シングルバレル 43.3度 750ml [バカルディ アメリカ バーボン C585]


コスパの高さと力強い味わいで人気のエヴァンウィリアムスは、「ジムビームよりも少し濃いめが好き」という人にぴったり。

キャラメルやオーク、ほんのりとしたスパイスが調和し、バーボンらしいボディ感も愉しめます。

ロックやハイボールでも香りがしっかり立ち、日常使いにちょうど良い一本です。
 


バッファロートレース

バッファロートーレス 45度 750ml [アメリカ バーボン 明治屋]


バクラフト感と高品質が魅力のバーボンで、初心者にも通にもおすすめできる絶妙なバランスが魅力。

バニラ、キャラメル、わずかなスパイス感が層を成しており、飲みごたえと飲みやすさのバランスが絶妙です。

熟成感もしっかり感じられるため、ワンランク上のバーボンを試してみたい人に最適な1本です。
 

中・上級者に人気の本格派バーボン5選
 

つづいては中・上級者に特に人気の本格派バーボンをご紹介いたします。

バーボンウイスキー通好みの個性が際立つ銘柄が揃います。

ブラントン
 

ブラントン 47度 750ml 正規品 [宝酒造]


「シングルバレル・バーボン」の先駆けとして知られるブラントンは、樽ごとに味わいが微妙に異なる一点もののような存在。

滑らかな口当たりに、バニラ、ハチミツ、オーク、スパイスが絶妙に調和し、複雑で深みのある味わいが楽しめます。

ラベルやボトルの造形美も高く、コレクション性やギフトとしても価値が高い1本です。

バーボンの本格的な魅力を味わいたい中級者以上にぴったり。

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ブッカーズ

サントリー ブッカーズ 63度 正規品 [木箱付] 750ml [サントリー アメリカ リキュール]【限定】


「荒削りな本格派」とも言えるバーボン。

バレルプルーフ(加水無し)で瓶詰めされ、アルコール度数は60度前後と非常に高め。

そのぶん香りやコクの層が圧倒的で、バーボンらしさをこれでもかと堪能できます。

バニラやカラメル、スパイス、ウッドの風味が口の中で爆発するように広がり、加水することでまた違った表情も見せてくれます。

上級者向けですが、一度は体験してほしい力強いバーボンです。
 

ワイルドターキー レアブリード

ワイルドターキー レアブリード 58.4度 [瓶] 


レギュラーのワイルドターキーよりも高アルコール&高熟成の原酒を使用した「レアブリード」は、パンチの効いた飲みごたえとしっかりした甘さ・スパイスのバランスが魅力。

バーボンの王道的な風味を濃厚に楽しめる、バーボンラバー向けの逸品です。

飲み方によって味の変化も大きく、加水やロックでじっくり味わうのもおすすめ。

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エンジェルズエンヴィ


ポートワイン樽で後熟成される珍しいバーボンで、甘みとフルーティーさ、滑らかさが際立ちます。

赤ワインやドライフルーツを思わせるニュアンスがあり、一般的なバーボンとは一線を画すエレガントな味わい。

スイーツやチーズとのペアリングにも最適で、香りを重視する中上級者にとっては新しい発見となる1本です。
 

エライジャ・クレイグ スモールバッチ

エライジャ クレイグ スモールバッチ 47度 750ml


長熟バーボンの風格がありながら、価格帯は比較的控えめというコスパの高さで人気。

トーストしたオークやスパイス、バニラの香りが深く、しっかりとした飲みごたえが楽しめます。

ロックや少し加水することで、味わいに丸みと広がりが出て、じっくりと時間をかけて楽しむのに最適な一本です。
 

バーボンウイスキーの美味しい飲み方
 


バーボンウイスキーは、その甘みと奥深い香りを活かして、さまざまな飲み方で楽しむことができます。まずおすすめなのはストレート。

グラスに注ぎ、時間をかけて香りや余韻を味わうと、バーボン本来の個性がよくわかります。

アルコールが強いと感じる場合は、加水(数滴の水を加える)がおすすめ。風味が広がり、甘みや香りがより繊細に感じられるようになります。  

 

ロックは時間とともに氷が溶け、味わいがまろやかに変化していくのが魅力。

食後のゆったりとした時間にぴったりです。


また、バーボンはハイボールにしても美味。バニラやスパイスの香りが炭酸で引き立ち、食中酒としても優秀です。

さらに、カクテルでは「オールドファッションド」や「マンハッタン」など、クラシックなスタイルが根強い人気。

このようにバーボンは一杯で多様な表情を見せてくれる、懐の深いウイスキーです。
 

まとめ
 

バーボンウイスキーは、飲みやすくも奥深い味わいで、初心者から通まで幅広く楽しめる魅力を持っています。

甘くまろやかなタイプからスパイシーで力強い一本まで、銘柄ごとに個性が光り、選ぶ楽しさもひとしお。

ストレートやロック、ハイボール、カクテルと飲み方も自由自在です。

本記事で紹介したおすすめバーボンを参考に、あなたにぴったりの一本を見つけて、バーボンのある豊かな時間を楽しんでください。

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